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セブン−イレブンのCM

  • Posted by: Nihei
  • 2004年3月19日 20:50
  • Diary

セブン−イレブンのCMがヘン。だと思うのはぼくだけか。

▽セブン−イレブンイメージ広告のページ

イメージ広告というのだろう。が、あの店員と客のやりとりが流れると、いちいちムカついてしまう。セブン−イレブンの店内が殺伐としているべきだというわけでもないが、いくらなんでもあの会話はないだろう。「肉まんください」「おいくつですか?」「いくつに見えますか?」ってアンタ。「あの、勇気が欲しいんです」「はい、ございますよ」「どこに?」「あなたの中に」って。バカかオメーら。と日頃上品なぼくも思わずちゃぶ台をひっくり返して食器ごと窓から投げ捨てたくなるぐらいの唐突な憤りと困惑を感じてしまう。

コンビニはその名のとおり、ユーザーにとっての単なる便利なお店なはず。くだらない、感傷的で煩わしいコミュニケーション抜きで必要なものを購入できるから使い勝手がヨイわけで。今回セブン−イレブンが打ち出している「こんな会話だってあるかもしれないキモチイイところなんですよ、うちの店舗は」みたいな訴えはまったくいらない。それよりも、「こんなウマイ弁当がラインナップ!」のような、売っているモノを直接的にアピールするような方法で、「ほかのコンビニとは違うんですよ」というところを訴えればいいじゃないか。

「単なるコンビニ」のイメージから一歩先に行きたいんだろうなあ、と発信側の意図はくみ取れる。確かにセブン−イレブンは、こんな愚にもつかないCMを流すだけの余裕があるコンビニ業界のトップだ。だけど、このCMはムダすぎないか。こんなクダラナイものを流すカネがあるなら、もっと店員教育をちゃんとせい。と激しく思う。バイトみんなに接客研修でも受けさせろって。
実際ぼくは、自宅マンション前のセブン−イレブンよりも激しく接客態度の良い、ちょっと離れたサンクスが気に入っている。近くのほうのセブン−イレブンに寄るのは、単に「便利」で、商品の質がいいから。イメージがいいから、じゃない。

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