- 2004年3月23日 21:27
- IT
Yahoo! チャット、Yahoo! メッセンジャーのアダルトカテゴリ(略してアダカテ)で、かなりえげつないビデオチャットが行われていたのは一部のユーザーの間では周知のことだったのですけれど。
本日からチャットルーム入室時にこんなメッセージが表示されるようになりました。
警告のリンク先はこちら。
Yahoo!のチャットルームでは、1人のユーザーが複数のユーザーに動画を見せることができます。それを「公開」といい、公開している人を「公開者」と称します。で、その公開者の中には、乳はもちろん局部までをチャットルームで晒す女性もいるわけで(一部男性もいますが)、正直言って無法地帯になっていました(この辺話し出すと長くなるのでまたの機会に)。それから、ツールを使ったりすると、ムービーや音楽をチャットルームで公開することも可能です。
もちろん、Yahoo!のその辺のサービスは無料ですよ。無料にもかかわらず、チチやらナニやらが拝めるのはそりゃあありがたいことではあったのですが、いずれ何らかの規制があるのではなあ、と思っていました。公然猥褻(猥褻物陳列?)に加えて、著作権侵害。ビデオチャットが本格サービスとして提供されるようになって、すでに1年半以上も放置されていたその問題が、今になって急に警告という形で規制されたのは、昨日発売の「週刊ポスト」がキッカケのようです(中吊り画像がこちら)。
「下半身丸見え動画」という見出しがありますね。4pの記事を立ち読みしたのですが、まあそれほど正確な内容ではなく(苦笑)。サンプルとして掲載されていた「下半身丸見え動画」も、なぜかWMPで再生されている動画だったりしてハテナ感漂うモノではあったのですが、先日の個人情報流出に絡めて「Yahoo!を叩くぜ!」という意志が感じられる記事でした。
ぼくも数回過激ビデオチャットの記事を(好意的に)書いたことがあるのですが、掲載先がPC誌ということもあり、大した影響はなかったようです(部数云々とか筆力云々とかは言わないで ´・ω・`)。でも、大衆一般誌である週刊ポスト誌で取り上げられ、そういうベクトルが感じられたところで、Yahoo!も重い腰を上げざるを得なかった、という感じなのでしょう。
でもまあ、Yahoo!自体が進んでユーザーを法の下に引きずり出すということも考えにくいわけで。警察関係や、著作権を侵害されたヒトビトに対応を求められた場合に提出できる証拠を収集し、保全するぐらいのことしかしないのではないかなあ、と思ってみたりもしています。だいたいにしてそれほど細かい監視は無理だと思いますし。
だからといって「見せれ!」と叫ぶわけにもいかず、そして確かに公開者が減っているアダルトカテゴリなのでした。
- Newer: ドコモWelcomeサポート
- Older: セブン−イレブンのCM
Comments:0
Trackbacks:0
- TrackBack URL for this entry
- http://nnfrog.chicappa.jp/mt/mt-tb.cgi/306
- Listed below are links to weblogs that reference
- Yahoo! の警告 from gram