- 2004年6月29日 18:52
- IT
▽“Gecko”とIEコンポーネントの切り替えが可能になった「Sleipnir」v1.61が公開(窓の杜NEWS)
というワケで、タブブラウザの定番中の定番「Sleipnir」がバージョンアップ。さっそくインストールしてみました。ちょっと使った感じだと、描画が速くなっている印象を受けます。
バージョンアップ最大の特徴は、今までのIEエンジンに加えて、Geckoエンジンが使えるようになったことです(実際はv1.60で実装。v1.61は早期マイナーアップデート)。なお、Geckoエンジンで動かすには、「Mozilla ActiveX Control」をインストールする必要があります(ダウンロードはMozilla ActiveX Projectから)。再起動なしでもエンジンを切り替えて、タブごとに別表示できるのは便利です。フォントを決めうちしていないページだと、標準日本語フォントが明朝で表示されるのがネスケ風味っぽいです(asahi.comなんかは表示差が激しかったのですが、いろいろナニな気がするので比較画面キャプチャの掲載は見送りますよ)。描写はIEエンジンのほうが速い気がしますけど。
そのエンジン切り替えはなかなかわかりにくいところにあります。[ファイル]→[新規作成]で[Geckoエンジンの使用]をチェック。で、以降開かれるタブウィンドウはGeckoエンジンでレンダリングされます。
その他各種情報はSleipnirのGecko特集ページに詳しいようです。
個人的にはIEエンジンで全然かまわないのですけど、このバージョンアップでネスケ好みのユーザーも食指が伸びるタブブラウザになるのではないでしょうか。とちょっと楽しみ。
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