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普段使わないサブノートを有効に

  • Posted by: Nihei
  • 2004年7月28日 10:19
  • IT

サブノートは普段使わないから「サブ」的存在なワケです。外出先などでメールを読み書きしたりする都合があったりして、ぼくもいささか古いモデルですがパナソニック「CF-T1」などを持っていて、超安定していることもありわりと重宝して使っています。
ところが、自宅のデスクにいて働いている限り、小さくてじゃまにならないハズのサブノートもわりと存在感あったりするものです。閉じていてもB5のファイル1つぶんですからね。デスクに置かなきゃいいじゃん、というご意見もあるでしょうが、別画面の調べ物などで便利なので置いておきたいのですよ。ちなみに机上には、ビデオキャプチャボードを搭載した自称テストマシンの17型CRT(たいていテレビ画面が表示されている)もどーんと置いてあります。混沌です。カオスですよ。
で、こう胸にきゅんとくるようなイカすことはないのかね、などと思っていたのですけど。

何かヨサゲなもの発見です。
▽エージーテック、空きPCを2ndディスプレイにする「MaxiVista」(PC Watch)
空いているPCを、ネットワーク経由で仮想ディスプレイにしてしまうというソフトです。これで普段使わないサブノートを有効に使えるじゃないですかッ!

さっそく体験版をインストールします。メインのPCにサーバアプリを、サブノートはクライアントアプリをインストールし、アチコチ設定しました(LAN+各種ファイアーウォールだと若干調整が必要のようです)。と、あっという間にデュアルディスプレイ環境が完成しました。SXGA(メインPC)にXGA(サブノート)がドッキングですよ。
「オススメは直結ネットワーク」みたいなことがマニュアルに書いてありましたけど、無線LAN(802.11b)を介した状態でも、操作のもたつきもほとんど気になりません。もちろん、クライアント側を本来のPCとして使いたいのであれば、ワンクリックで設定を解除して速攻で通常状態に戻せます。
とりあえずブラウザだけをクライアント側に置いてみたのですが、それだけでかなりなデスクトップの開放感です。ひゃほー。

毎度原稿を書いていると、エディタをメインで使いながらWebを調べたり画像処理したりと、SXGA程度のディスプレイではアプリの切り替えが煩雑なのでした。「Alt+Tab」連打連打連打ッ、的な感じで。もう一発液晶モニタが欲しいなあと思いつつも保留にしていた身にしてみれば、机上のサブノートも有効に使えて一石二鳥な展開です。MaxiVista、なかなかヨイです。

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