- 2005年7月12日 23:59
- Diary
帰宅したピヨが興奮気味に言った。
「会社に寿司寿司詐欺が来たの! すしすしさぎ!」
ハァ? と詳しくきけば、昼時のオフィスにいかにも寿司屋的な格好をしたオヤジが現れ、
・五丁目の○○寿司だ
・注文を受け、この会社に寿司折りを届けに来た
・息子が注文を聞き間違え、3人分なのに30人分持ってきてしまった
・余らせて持ち帰るのもアレなので、980円のところ500円で買ってくれ
というようなことをまくしたてたのだという。
で、同情してくれた人に「はいはいどーぞどーぞ」と折り詰めを売ったのだそうだ。で、買ってみるとその折り詰めにはかんぴょうやかっぱなどの巻物のみがぎっしりと詰められ、980円どころか500円する? というような代物…と。
ピヨの上司が「ちょっとマテ」と部下たちを止めたため、被害にあったのは同じフロアの他部署の数名、という感じだったらしい。その上司はTVでその話題を見たそうなのだが、確かにYahoo!辞書の新語探検にも、
▽寿司詐欺
とある。手口から何から同じでびっくり。しかし「新語」というわりには、アチコチ調べてみると何十年も前から使われている「古典的詐欺」なのだそうだ。へぇ。でもまあ食えるものを売りつけるだけ良心的だというかなんというか。利幅も薄そうだしな。
ちなみに女性の多いピヨの会社では、折り詰めにぎっしりな巻物を食いきれない人多数で、給湯室のゴミ捨て場には「巻物の墓場」が出現したそうだ。
Comments:3
- くっそー 2005年8月 3日 12:32
おいらの会社でもヤラレター
超むかつく
- にへい 2005年8月 4日 15:33
お、被害者発見。
アクセス解析によれば、「寿司詐欺」の検索でここへ来る人がいるみたいなので、やっぱり被害はそれなりなのかな?
しかしまあ、話のネタにはなりますよね(;´ー`)- tomo-u 2006年7月18日 15:32
寿司じゃないですけど、先週「時計詐欺」に遭遇しました(「売れ残ったので安くするから」というアレ)。
もちろん断りましたけど。