堕落

・秋葉原へ向かう
「10円でも安いモノをッ！」
　↓
・新宿量販店で妥協
「ちょっと高いけどポイントがつくし」
　↓
・居住地付近の小型量販店で
「1000円高い？　まあいっか」

と人間は堕落するのである。人間、つーてもおれのことだが。

仕事で使うHDDを1台購入することに。
以前住んでいた街にはPCパーツなどを売っている店舗はなかったのだが、新居のある街はそれよりも街としての規模が大きい。小型量販店に毛が生えてPCパーツを売っているような、そういう店があるのだった。
んでそこで売られているHDDは、ネット上でブツの価格を検索して出た数字と比較してみればほんのちょびっと高い。このぐらいならまあいいか、となるわけで。
「ほんの」の尺度にはいろいろあるけど、1000円程度の上乗せ（もちろんブツの元値にもよりますが）だったら「まあいいか」だよね、そうだよね堕落じゃないよね、とココロでつぶやきながらも、ココロの反対側の隅っこでは「堕落したなあ」と思いつつ、HDDの入った袋を握りしめて帰路につくおれなのだった。