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Diary Archive
溶けて
- 2004年7月22日 10:57
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あまりの熱波で溶けていました。
というわけでもなく。
ほんの6日間ですが、日本から逃げていました。ソガさんちが滞在していた国の端っこの島で、特に何をするでもなく、主に文庫本を読み、ビールを飲んで過ごしていました。
こんな感じで。横たわりながら、文庫本と空を交互に見ていました。
と、なんだか安易に旅に出たようですけど、実は出発前にいろいろあり、なかなかタイヘンだったのです(それはおいおい語られることでしょう)。そのタイヘンな出来事に付随して、休暇先でもメールをチェックしたりする必要が出てしまったのですが、滞在したそのバリ島というところのネット環境は非常に貧弱なのでした。
ブロードバンドはまったく普及しておらず、当然モデム接続です。利用している2つのプロバイダがどちらも海外ローミングサービスを提供してるので、特に設定に困らなかったのが幸いではあるのですが、久しぶりに耳にしたピーガーコネクション音は、異国の空気と相まってなんだか新鮮に感じられたのでした。
とか、微妙にIT風味をチラしつつ。
更新再開ですね。
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死と直面したとき
- 2004年6月16日 15:13
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ピヨ方の身内が急に亡くなり、葬儀やらなにやらに出席していた。
「亡くなった」という第一報が入ったとき、まず考えねばならなかったこと。
それは「ナニを着ていこう」ということだった。ここ数年、慶事にはフォーマルに見えなくもないスーツを着ていたりしたが、幸い(?)身内の弔事はなかったので、それ用の礼服がなかったのだ。で、先方に向かうその朝、スーツカンパニーで礼服を買い、1時間で裾あげしてもらった。結構融通の利く小売店はありがたい。百貨店の売り場ならこうは行かないんじゃないのかなあ、と思ってみたりもした。
それはともかく。
ぼくがようやく大学に入った年、父親がクモ膜下出血で倒れた。
意識のない父親が横たわる集中治療室のベッドの脇で深夜、パイプ椅子に座りながらそのときもぼくは「ナニを着よう」と思っていた。高校は私服だったので着られる制服もないし、礼服だって持っちゃいない。こういうときはどうするもんなんだろう? とそんなことばかり考えていた。父親の死に直面したときも、ぼくはそんなことを考えていた。いや、ほかにももっといろいろ思うことがあったのかもしれないけれど、いまぼくが記憶しているそのときのぼくの思考はそういうことだった。
誰かの死と直面したとき、その人ことを深く思うよりも先に、やっぱりまずは自分の周りのことを考えなければならないのが現実だろう。わりと下世話な、たとえばぼくのような「ナニを着ていこう」というような不遜なことを。故人のもっと身近な立場の人だって、「葬儀までどう取り仕切らないといけないかしら」的な現実的なことを考えざるを得ないはず。手放しで涙を流し、この新しい死を迎え入れるだけでは事態はなにも変わらないだろうし。もっとも、故人に近い人はそうやって葬儀で忙殺されることで、大切な人を失った悲しさを紛らわせるものだ、という話もある。
それにしたってとにかく人は、死に直面したときにその死に関して直接的に考えることをあとまわしにするんじゃないだろうか。いろいろと、千々に乱れる思考はいったん保留しておくのだ。そして葬儀などが一段落して、もはや物理的な死と直面していない状態で、ようやく気分的に死と直面するんじゃないのかな、なんてことを、しばらく考えていた。
今回亡くなった方に関して、ぼくはほとんど生前のことを知らない。だからそれほど多くの気持はわき上がってこない。でも葬儀から数日経って、ピヨをはじめとする親族の方々はじんわりとその死に直面できて、いろいろと考えているのかもしれない。
ちなみにぼくの父は、一晩ICUで過ごしたあと翌日の手術が成功して生還し、いまも存命している。もちろんいずれ父の、そしてそれ以外の死にも直面しなければならないだろう。そしてそのときぼくはどういうことを考えるのかなあ、などとも思ってみたりしている。やっぱり着るものの心配なんかをしている気もするんだけど。
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ピンポン
- 2004年5月 7日 08:17
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▽「仮装大賞」ペプシCMで世界放送へ 第69回優勝作「ピンポン」アイデアを採用(Yahoo!NEWS)
というニュースをチラリと見でですね。「日本テレビの仮装大賞でしょ? あれって司会者と審査員しか“仮装”してないじゃんかよー」といつものごとく思い、スルーしていたのですが。
コレがその作品「ピンポン」です(WMストリーミングですよ)。
見てみたら、素直に「あらスゴイ」と思ったわけです。
映画の手法で使われるワイヤアクション(的動作)や、CGを駆使した3Dの視点切り替え(ている風)を、すべてリアルタイムにこなしちゃってるんですからね。黒子をあえて見えるようにするシーンがあるのも面白いです。世界進出もうなずけるといいますか。
でもまあ、これって“仮装”じゃないよなあ、という感想は変わりませんけどね(笑)。
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MTEntries
- 2004年5月 4日 21:01
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MTの設定をちょっといじって、しばらく更新を放置していたらIndexページが真っ白になっていたんですよだっはっは。ということで調整。MTEntriesタグのオプション変数「lastn=" "」を削除したからですな。それでMTの設定の日数表示が優先されてしまった、と。なるほど。変数を元に戻して、5件表示にしておきましょう。
そんなわけで、GWは何をしているのかというと、だらだらしながら仕事です。本来GW前にアップする予定の原稿をだらりんこ、と書いています。ああすみませんすみません、と言いながら進まないんですが。
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自販機探し(2)
- 2004年4月26日 19:17
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先日の日記で触れましたが、ダイドーの自販機を探していました。どうやら自宅付近にはないらしく(あるにはあったのですが古くてポイントカードには未対応でした)、打ち合わせなどで出かけた際に、街角で自販機を凝視する不審な人間1名ウフフ、という感じで日々過ごしていたのです。
で、この休日に新宿方面に出かけたのですが、ヨドバシカメラ付近のゲーセン前にようやく当該自販機を発見です。
カード挿入口は1000円札読み込みユニットと同一化されています。
カード発券口は別に設けられていました。商品購入後にボタンを押すとびろーんとカードが発券されましたよ。
カードですよ。裏面を見てもポイントがわからないのが不便ちゃあ不便。カード挿入口に挿入すると現ポイントが表示されます。ちなみに1本あたり1ポイントの模様。つーことはプレゼントグッズをゲットするにはかなりの努力が……。Volvicがラインナップされているので、外で水を飲むときはこれにしましょう。
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自販機探し
- 2004年4月16日 10:11
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解放されて良かったですね。とりあえず。帰国してからの態度が注目ですけど。
まあいいや。
「ファミコン」と謳っておきながらラインナップは限られているんですけどね。
とりあえずナムコグッズが欲しいー。って、ポイントカードが自販機から発行されて、それにポイントを貯められるそうなのだけれど、そんな販売機を見かけたことありません。外出時はしばらく自販機探ししながら歩きますよムフー。
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解放されません
- 2004年4月12日 14:54
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まるでさらわれることこそが目的のような、無謀なイラク入国を果たした3人の皆さんですが。解放宣言後もまだ解放されませんね。そうですか。
土日はアチコチ出かけたのですが「自衛隊撤退希望」のヒトビトが駅前にいっぱいで、正直その便乗クサい訴えとか、署名の要求とかが鬱陶しくて仕方がありませんでした。こんなトコでうだうだしてるぐらいだったら、くだんの3人みたいにイラクに潜入して現場視察でもしてくればいいじゃないですか。他人をダシに、安全なところから偉そうなことをいうヒトビトの浅ましさをビンビンに感じましたよ。
犯人たち「おい自分ら! なんかエライ指導者クラスの人から解放すれ言われたから逃がしたるわ」
人質たち「そうなんだ! やったー!」
犯人たち「でもな、日本では自分らの誘拐にかこつけて、自衛隊撤退させろー言うとる人たちが街にあふれとるらしいで」
人質たち「なんですって! 私たちが世論を動かしてるのですねッ!」
犯人たち「そんなんなんでもええわ。わしらエライ人怖いしのー。すぐアンマンまで戻りや。ウチの若いもん送ったるからの。あのな、いくら物好きかて、こないなとこ丸腰できたらいかんわ」
人質たち「いえ! 戻りません! ここでさらわれたままならイラクから自衛隊が撤退するかもしれませんし! その日まであなた達の力になりますよ! 必要ならば銃も撃ちますし!」
犯人たち「いやそのあのな……。正直うざーいわ、とっとと帰ってや」
人質たち「帰りません!」
犯人たち「(;´ー`)アッラー……」
もしかしてこんな展開じゃねーの? とうがってみたりしています。(アラビア語を表現するためにテキトーな方言を使っております)
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クビになっても仕方ないよ
- 2004年4月 6日 04:38
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眠たい。
▽75人が都人事委に申し立て 君が代不起立の処分で(Yahoo!ニュース)
というニュース。教師による各種性的事件を初めとして、一部の教師が教師全体のイメージを著しく損ねている一例ですね。
しかしほんとバカかオメーラはよ。と。
国歌が好きか嫌いかなんてことはどうでもよくって、雇用主であるところの東京都が「式典では立てよなオラ」という、いわば「業務命令」を行っているんだから、それに従うのは当然でしょう? 普通の企業だったらそれこそあり得ない屁理屈。「自分の思想的に無理、あー無理無理!」って思うんなら、国家の管轄にある都県の職員たる教師なんかとっとと廃業してその辺の私学なり塾講師なりやればいいじゃないですか。賛美歌とか仏典ならオッケーなんだろオメーラはよ。
こういう屁理屈をこねてる教師のクラスで、授業始まりの起立やら礼やらを「おれはそういうのキライだし無理だから立ちませんし礼もしませんよ」とかいう生徒がいたとしたらどうするんでしょう? 生徒に強制することになるから何も言わず黙認する? そんなバカな。それがエスカレートして「校内も土足だぜオラオラ」とか「授業だって受けないもんねー。学級破壊しちゃうもんねー」という展開になったら、そりゃその生徒に対してなんらかの処分があるでしょう。たった1回だから懲戒はおかしい? んで見逃せ? バカ言ってんじゃねーよこのウスラハゲが。規範たるべき者がそんな理屈をこねちゃいけませんって。
学校自体がある種の強制で成立している組織なわけなのだから(って、もっと言ったら国というものだってあらゆる強制でがんじがらめですよ)、その強制自体を否定してしまったこういう教師たちはその組織にいる資格も意味もないわけで、もうアンタ好きなコトしてなさいよ、クビになっても仕方ないよ、と思う午前4時。原稿が終わりません。終わらないのでクビになっても仕方ありません。
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エイプリルフール
- 2004年4月 1日 10:29
- Diary
4月1日ということで、Webサービスのアチコチでも冗談トップページをアップしてたりしてなかったりしていますが。正直こういう企画に食傷気味なのはぼくだけですか? あらまそうですか。
※追記そんなワケでぼくもようやく独身生活を終え(ウソ)、新天地で新生活を始めることになりました(ウソ)。キャリフォーニアの風はサワヤカですねえ(ウソ)。あ、これが嫁です(ウソ)。
▽エイプリルフールページのまとめ(Yahoo!ニュース)
まとめてる人、楽しいですか?
……新年度なので頑張りたいと思います(ホント)。
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500円の個人情報
- 2004年3月26日 15:30
- Diary
そういえば、何日か前にYahoo!BBから個人情報流出のお詫びが届いていたのだった。
金券なのに普通郵便はヘンだなあ、と思っていたらそれもそのはず、それは郵便振替の通知書だったのだ。これをワザワザ窓口へ持って行って、500円玉1コをコロンと受け取れと? うあーメンドクサ。
お友達紹介キャンペーンでは金券を配るクセに、お詫びの500円には「ユーザー自身が足を使え」というこのスタンスに、ある意味悪意を感じてしまいそうなのだ。
ということで現状は放置。これって受け取らないとどうなるんだろうねえ。
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