gram on this month −月ごとの日記  
     
 

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2002.5.1 [Wed]
がんばらない

 そんなこんなで退職願を書こうと思った。しかしそれを書くのは初めてなので書き方が皆目わからない。退職願の書き方を調べてみると、出てくる出てくる。文言から用紙の体裁まで詳しく載ってる。Webって便利だな(イマサラ)。しかし我が家には無地の便箋なぞない。さすがにコピー用紙に書くわけにもいかないだろう。と出社間際に文房具屋へ。それらしく無地便箋と無地封筒のうち一番安価なモノを買う。こんなところに金かけてられないもんネ! と、購入後その便箋封筒が入れられた文房具屋の紙袋は小学生に扮したファニーな動物たちが「ガンバレ! 新1年生!!」みたいな元気の良いキャッチロゴセリフを吐いている妙に明るく楽しげな袋だったのだった。はいはーいがんばりますよ。がんばんねえけど。
2002.5.2 [Thu]
溶けそうな

 昼夜逆転してはいるがどうしても帰って寝たくなった。夜食を買いに行ったつもりがタクシーをつかまえていつの間にか家の風呂に浸かっていた。しまったしまった。がっはっは。それでも朝にはさりげなさを装って出社しようとココロに決め、しっかりと寝てしっかりと起きるために、入院していたときから飲まずにとっておいた眠剤を飲んだ。ほらよくあるでしょ。くたびれてて仕方ないのに、カラダの真ん中あたりが妙に覚醒してて眠れないことって。そういうムダな横臥時間を極力省こうと思ったのだ。
 入院したときに初体験した眠剤の効き目は上々で、服用して20分ほど経つとカラダがホンワリしてきてそのうち気絶するように記憶がなくなる、という感じ。このときもコーラで流し込まれたそれはあっという間に効いて、おれを漆黒の深淵へと引きずり込んでくれたのだった。が。
 5時間後にピヨに起こされたものの猛烈に眠くて仕方ない。どう考えてもまだクスリが効いている、ということらしい。眠いー。その後、まったく覚えていないのだが、おれはいったんちゃんと目覚めてコーヒーとトーストを食い、ピヨをきちんと見送ったそうだ。そうしておれはまたベッドに倒れ込んだ。らしい。結局出社は午後。昨夜放置した仕事もコビトさんが片づけてくれているわけもなくそのまま。そりゃそうだ。しかもまだクスリが効いているかのようにひたすら眠い。眠い眠い。ねむい……。溶けそうな脳から原稿をひねり出すのだった。が終わらない! さて。
2002.5.4 [Sat]
ぽーん

 というワケで以来ずっと会社にいる。まもなく53時間を突破しますー。ぽーん。

 ぽーんじゃないっての。


 訂正。12時間間違えてた。53-12=41時間でした。
2002.5.4 [Sat]
吐きそう

 結局一時帰宅を許されて帰宅。
 しかしまだ終わってはいないのだったりする。

 救いなのは、ここまで遅れたのがおれだけではなく、副編集チョ(現場にいないことの多い編集チョを除くと現場でとりあえずいちばんエライ人)も一緒にほぼ同じページ数を残しているということ。それにしても最後の本誌だというのに、すっきりと終わらせることができないこのふがいなさ。

 とか思いながらも睡魔は襲ってくる。夕方目覚めて復活! したつもりが激しく頭痛。それをおして買い物に出かける。ヨドバシで吐きそうになる。あわあわしながらも買い物。買った。のか?
2002.5.5 [Sun]
しみる

 GW中唯一の休日。のハズ。
 しかしまだ書かねばならぬ原稿がある、というのはすっかり頭痛の薄ケムリが晴れた脳内にもどんよりと暗い影を落とすもの。のびのびとTシャツを選んでいるようでも背後に迫り来る魔手をびんびんに感じているのだ。というか残した原稿を魔手て。なんて勝手な。>おれ

 んで結局自宅で残り原稿をやっつける。気がつけば朝8時までかかってる。情けなくて朝日がよけいに目にしみた。
2002.5.6 [Mon]
最終

 連休最終日。のハズ。
 また会社にいる。出社途中に見上げた澄んだ大空に思い切り呪詛を投げつける。

 しかし終わりはさすがに来る。
 この編集部での仕事も終わり終わり。校正が出るのを待つ間にデスク周りを片づけたり。って全然片づかない! あと何度出社して片づけなければならないかを考えてユーウツになる。

 出がけに呪詛を投げたにも関わらず、GW最終日の夜の空気はそれなりに静かに澄んでいるような感じ。どこか空虚な、どこか満足したような気持で歩き出す。
2002.5.7 [Tue]
休む

 連休も高速で彼方へ飛び去り、色校も見終わる。本格的に終了。

 モロモロ雑務。休暇届を書いて明日から有給消化に突入。ほかに手続きはどうするんだろう? 引き継ぎはどうしたらいいのだろう? と思いながら、あちらこちらにハテナマークを浮かべながら、でも休むことに決定。
2002.5.9 [Thu]
四方山

 休暇だけれど机の片づけやらなにやらで出社。ところが出社して伝票を処理してようやく机の片づけに取りかかろうとしたところで前上司Iに拉致られ3時間。デニーズで四方山話。ようやく席に戻って片づけを再開したところに同期M。四方山話。
 つまりは全然片づかないおれの机。くたびれたので帰る。
2002.5.10 [Fri]
小型化

 夕方から編集部内数名で飲み会ということで出社することに。

 ホームへの階段を上っていくと、帰宅時らしい小学生女子数名とすれ違う。と、
「昔のケータイって大きかったんだってねー」「へー」「大きかったらジャマだよねー」
なんてことを話している。
 「ケータイ」が「携帯電話」の略称であることは知ってても、昔は肩掛けカバンぐらいの大きさがあってブルジョアジーなおぢさんとかがそれを文字どおり生真面目に「携帯」していたなんてことを彼女たちが知っているわけもなかろうと思いつつ階段を上る。そして彼女たちが「大きかった」と言っているその大きさは、せいぜい弁当箱ぐらいの大きさなのであろうことは想像に難くない。とは言うおれも、せいぜいポケットに入るぐらいのケータイからしか知らないんだけど。

 編集部内の一部の人間たちとチャット状態でメール交換。片づけはまたしても進まない。
2002.5.11 [Sat]
されるする

 某社面接。終了して「こりゃダメだ」と確信。
 渋谷に出て陶芸。何の因果か取材されてしまうことに。される側の気持、する側のアラが見えたりしてオモシロかったり。

 午前の合否結果のことなどすっかり忘れて自宅でポチポチ仕事などをしていると、1次通過のお知らせ。おお。アレで通るのか。それなりに嬉しい。
2002.5.14 [Tue]
イス

 のんびりしている。これが休暇か。
 SOHO家具屋に発注していたイスが届く。今までのちんまりしたイスから背もたれバッチリなデカいイスへ。おれはキーを叩いているときにわりとのけぞり気味にイスに座ることが多いので、このイスはヒジョーに具合のよい座り心地だ。
 こないだこの家具屋のアイテムを取り扱う店舗で実物を見てみた限り、イス以外の家具も値段のワリにはきちんとしたモノが多く、これから追加したいオフィス系の家具はここから購入する予定。いずれ自宅がSOHO事務所に、などと果てしなく遠く霞む夢を見ながらそのイスで軽くうたた寝。
2002.5.15 [Wed]
念のため

 献本の処理のため出社。この梱包作業も今月で最後。同封しているお便りに「辞めます」ということを記載しようかと思ったけどやめた。必要なヒトにはそれなりに連絡することにして封筒に封をする。しかしこの献本発送作業をおれが手ずからしているということを知っているヒトはいるのか。いえ別に知らなくてもいいんですが。

 ところで出社した日に限って日記をつけているなあ、という感想を持ったアナタはスルドイ。というのも「有給中にどのくらい出社したか」という記録をしているためなのだ。特に意味はないのだが念のため。

 しかし日記の日付がどうもリアル日常にシンクロしない。してくれない。時間はわりとあるようでない。そういうこと。心配してくれている皆さんありがとう。
2002.5.17 [Fri]
代表

 サッカーの全日本メンバーが決まったそうで。ふーん。ふと思いついてセパタクロー全日本メンバーを探してみる。が。メンバーの制定は今のところ行なわれていない模様。つまらない。
 インディアカに至っては歌はできているのに全日本メンバーの影も形もない。というか国内ルールも固まっていないのか。なんだ。とさらにつまらなさ倍増。
2002.5.30 [Thu]
生きてこそ

 引きこもってます。更新してないのに覗いてくれるみなさんどーも。深い感謝を。
 ところでここ数日。なんてすてきな生活なのか。本日はプレイオンライン(FFサーバだっけ?)がサーバメンテに入っているのでそのスキにまとめて更新するのだ(その後結局アップするのを忘れてました)。

●18日
 新宿でピヨと待ち合わせ。
 待ち合わせ場所に向かう途中で、ビニール手提げ袋からイチゴを取り出してはむさぼり食う女性に遭遇。何となくアメリカン。ヘタはきちんと袋に入れていた。大粒のイチゴにかぶりついた瞬間の彼女と視線が合い、なぜかおれがドギマギ。

 ピヨママとを交えて食事後、久しぶりに映画を観る。スパイダーマン。ちょこっと並んで無事座って観られる。立ち見もチラホラの大盛況だった。
 映画自体は非常にわかりやすくストレートでオモシロかった。深く考えなくてイイ映画。しかしヒロインの不細工さには驚愕しつつ深く考えさせられてしまったりする。

●20〜22日
 有給をつぶして出社。
 退社日時が決まっていないのに、席を空けろと指令される理不尽さに耐えつつ黙々と自席を片づける。デスクに積まれていた8割方のブツを捨てる。おれはこれほどまでにいらないモノに囲まれつつ仕事をしていたのかと思いながらタンカル入り業務用ゴミ袋をふくらませていく。
 キレイになった席を目の前にして、何か感情がわくかと思ったらそうでもなかった。

●23日
 恒例の笹塚会。イタメシを食う。
 FFXI開始。引きこもりが加速化。

●24日
 夕方出社。退職の書類提出。このあとどんな手続きをするのか?
 同期A、友人兼ライター(という言い方もヘンだが)のSと食事。Aはごくごくかるーく飲んでいる。酔わない飲み方は彼にふさわしくない。と思いながらつき合えないおれはヒジョーに申し訳なく思いながらソフトドリンクを飲む。スマヌスマヌ。しかしこれまでヤツに付き合ったあげくタイヘンなことになったのも数度あるのでまあヨシか。
 真面目な話やそうでない話をまったりと。この関係もまったりとこれからも続けばよいナア、などとも考える。

●25〜26日。
 休み。とはいってもその他の日とさほど変わりないのが実情なのだが。

●27〜28日
 引きこもりデイ、と思いきや、次の会社から出社要請があったりして少しずつバタバタし始める。

●29日
 ベランダのプランターに植えたニガウリがどんどこ生長しツルを伸ばし始めた。これでは困る、ということでツルが絡むミニ棚を作り始めたのだがうまくいかない。支柱と針金でなんだか前衛芸術作品のようなモノができてしまった。ムナしくなって途中で投げ出す。

●30日
 新会社のほうで打ち合わせ。なるほろー。と初めて参加するプロジェクトミーティングなのに。おれにそんな期待のマナザシを向けないでくれ。

 そんなワケでどいつもこいつもそこでもここでもサッカーワールドカップの話題ばかり。まあそれはヨシとしても、今回のこの大会を単に「ワールドカップ」と呼称するアナウンサーはクビだ。クビ。非常に不愉快になるのはおれだけか。テメーはネパール伝来のアンニャムシロッペのワールドカップについてでも報告してろ。
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