投票

相変わらず微妙に忙しい。2日ベッドに入れないのが「微妙」かどうかは判断しかねますが。

日曜だというのにバタバタと原稿を上げてから某A社へ軟禁されに出かける。
その途中でもちろん投票に行くのだ。投票は行かねばならぬのだ。

もう何度となくこの日記（この、というか古い日記でですが）書いたり人様に言ってみたりしているのだが、選挙に参加することもなく政治やそれに関わる事柄に文句を言ってはならない。というのがおれの中の不文律なのだ。
文句を言うどころではない。
多少の不満のキモチすら持つ権利はないのだ。
たとえばコンビニで100円のアイスを買ったとき。レジで「105円ですぅ」と言われる。そのとき財布の小銭入れにはちょうど100円しかない。1000円札を崩さねば。あ。1000円札もない。万札くずすのかー。しかもレジには5000円札がないときた。釣り銭であふれかえる財布。ああ消費税がなかったら100円ですんだのにッ！──などと思うことも禁止なのである。選挙に行きもしない人間が消費税に対して不満のキモチやわずかな疑問すら持ってはいけない。思ってもいけない。政治のニュースを見てちょっとした感想的思考もしちゃダメ。お上の決めたことにはなんの疑問も不満も持たず、すべて諾々と従わねばならぬのだ。
わずかながらではあるが、せっかく政治に関われるのが選挙だ。たとえ白票を投じようとも、投票だけは行かねばならない。

なーんてことを思いながら投票。まあ適度に。
それにしても最高裁判所裁判官への「あんたダメよ投票」というのはナニを根拠にしたらいいのか。最高裁の判例でも読めばいいのか。そうなのか。そんな馬鹿な。