投げやり

やっぱり「北の国から」は最高だよネ！
なんてウソを言ってみたり。連続ドラマ時はもとより、スペシャル番組扱いになってからも1話たりとも見たことがない。こないだは、ザッピング中に若いころ（？）の宮沢さんの入浴シーンがあって少々和んだものの、ストーリーとか全然知らない。
ほら、キタキツネとか出てくるんでしょ？　「るーるーるー」とか言うんでしょ？　北の無人島でツキノワグマを飼ってみたりするでしょ？（それは初期のムツゴロウ）　というふうに、たまに周囲の人間との会話で「北の国から」が話題に上ると適当に相づちを打って誤魔化してきたのだけれど、特に問題もなく。ちなみにムツゴロウが飼っていたツキノワグマの名前は「どんべい」。二代目は「どんめい」（どんべいの姪だったから）。うわー無関係。
で、1話も見たことがなければその魅力なんて全然わからないわけで、「5夜連続再放送！」とか言われてもなあ、と。ゴールデンで再放送する価値があるもの？　と純粋にうがってみたり。ムツゴロウなら見るけどな（もういい）。

そもそも、テレビ自体は好きなのだ。見るでもなくつけておくのが。現に、仕事をしているいまでも、傍らのテストマシン（ビデオキャプチャカード搭載済み）が空いているときはそのモニタに適当なテレビ放送画面を表示していたりもする（内容に興味がないと消音している）。

そんなワケで（？）、「北の国から」の例を出すまでもなくほとんどテレビドラマに執着のないおれ。
「今日はアレを見なくちゃ！」とかそういう前向きなキモチがないものだから、特定の番組を見続けたりすることはまずない。ビデオデッキでドラマを録画したりそれを見たりということはなおさらない。というかここ数年で買った生VHSテープなんて数本で、たまーにバラエティ番組を録画するのに使うぐらい。もちろん重ね撮りしまくり。
なので、最近話題になっているHDD搭載DVDレコーダーなんていうのにもビミョーに乗り遅れている。
いや、ガジェットとしてはヒジョーに興味はあるんだけど、イザ導入したとしても「使わないだろう」感が当然のごとくあるので、スペックを確認するとかその程度。せめて動向ぐらいは知っておかないとな、と。

しかしPSXのスペックダウンはヒドすぎ（というかこの話題も旧聞すぎ）。発表直後に某誌の仕事で某PSX関係者を取材したときは「この値段でこのスペックだとまあまあでしょうエヘヘ」と自慢げだったのにな。すっかりだまされた気分。

そんな乗り遅れ感とだまされた感でおれのHDD搭載DVDレコーダーへの道はまだ遠いのだった。実売が5万を切るぐらいになったら考えようか。PCもあるし。まあいいやー、と投げやりに。