TypePad JapanとMovableType 3.0

シックス・アパート ジャパンで、TypePad Japanサービスがスタートしています。プロバイダとかポータル系サービスなんかでもこの辺のサービスを展開していますが、結局普通はこういうサービスを利用した方が手っ取り早いんだろうなあ。数百円／月だしなあ。と思いつつ、サーバを借りている身としては自前でシコシコとMTを運用するのが意地というかなんというか。知り合いの某S氏などはサーバを自宅で稼働させつつMTを動かし、ほかのユーザーアカウントまで発行していたりするツワモノなわけで。レンタルサーバごときで「自前」というのもはばかれるほどです(´･ω･`)。

そんなわけで、動作テストのつもりでしばらく前にMovableType 3.0日本語版βをインストールしてみたのですが。そのインストール中にmt-check.cgiを実行してみたら、ぼくが利用しているサーバがMySQLやらImageMagickにひっそりと対応していたりして。「アナウンスなしかよ！」と突っ込みながらサーバ会社のWebを見てみたらMySQLについてはだいぶ前に公表されてアカウントの配布も行われてましたよ（もちろんアカウント発行してもらいました）。ImageMagickに関しては隠し機能（？）のようで未発表でした。
んでMT3.0βはちょっとしたバグもあるようですが、各種情報を集めてその辺を直すと、普通に動くのでした。あっさり。日本語化しなくて良くなったぶん、いろいろ楽チンです。それに動作も速くなっている気がします。もちろんMySQLもImageMagickも問題なく使えるわけで。じゃあ移行してみようか……と思ったら、MT3.0βは「一般的な公開は不可」というライセンスなのですね。あら。一部公開している方々がいますけど、それってライセンス違反ですわな。だいじょうぶですか？

ということで一応MT3.0は動いているわけですが、移行はおあずけです。正式バージョンが出る7月中旬までにデザインテンプレートの検討でもしましょうか。とか思いつついるのです。

ところで、MT3.0の価格形態にはいろいろ意見が出ているようですが。ユーザーの意見（文句？）を受けて、無償ライセンス版も提供されることになったようですね。ぼくには「タダで使わせろ」と駄々をこねる人々のキモチがわかりません。自分で「これは使える！」と思うモノに対してぐらい金を払ったっていいじゃないですか。なんだかなあ。と。MTはblogを広めた立役者でもあるでしょうし、ぼくは個人ライセンス版を購入しようかなあ、なんて思っています。そして某S氏のようにみんなにアカウント発行しちゃうもんネー、と言ってみたりもしますが、アカウントを欲しがる友人が……という現実に思わず涙ぐむのでした。