恐ろしい関連検索

ああ絶妙に忙しい(´-ω-`)。

この夏にいくつかの炎上、というか祭り、というかどうでもよさそうな事件が大事に発展してネットで騒がれたりした。
ブログとかmixiとか、好きなことを書いて何が悪い？　ってのは正論。書きたまえ書きたまえ。ただ、その記事なりエントリーなりを読んだ人がどう思うかっていう想像も必要。
って、事件や祭りの内容はホントにどうでもいいんだけど、これは恐ろしい…と思ったのが検索サイトの「関連検索」。

関連検索ってアレね。普通にキーワード検索したあとの検索結果のいちばん上に表示されるヤツ。あるキーワードで検索したとき、他のユーザーが検索した複数キーワードの履歴から、関連するものをピックアップして提示するっていう。入力キーワードによっては表示されない。
お節介と言えばお節介なんだけど、表示されると「おや、こんなキーワードもあるのね」なんてこともたまにあり、一歩進んだ検索ができたりして便利なこともある。

そしてその祭り系事件の関連なのだが。
たとえば、「埼玉大学」「名古屋大学」なんてキーワードを検索サイトで入力する（事件が丸わかりですか）。
すると、Yahoo!の関連検索の結果には、大学名だけでなく、今回の事件に関連した「サークル名」「個人名」「事件のキーワード」などなどが併せて表示される（Googleでも事件の最中は表示されていたと思うんだけど、現在は表示されなくなっている。削除したのかしら）。つまるところ、事件のことを全然知らない人までも、そのことを簡単に知ることができるってワケだ。

夏休み、受験勉強に煮詰まった若人が、「おっしゃ受験目標の学校のことちょっと調べてみっか」などと思いながら「埼玉大学」と入力する。そしたら、関連検索に「埼玉大学 キセル」なんてキーワード。なんだこりゃ、とクリックすると、事件の顛末がずらずらと表示され、未来に失望……みたいなことを想像していると、なんかおっかねえなあ、と思うのだ。

ま、ホントにおっかねえのは屈託なく文章をつづれる人々なんだろうけど。おれもそういうふうになりたい。