Diary Archive

現在帰省中。
田舎の夜は静かで長い。

帰省しなに、小学生のころ過ごした街にも立ち寄ってみた。子供のころは転勤族（東北限定だけど）だったので、「住んでいた」と実感できる街がいくつかある。そんな街のひとつだ。

変貌ぶりに驚愕。
その昔に買い物に出かけたデパートも書店もなくなっていた。初めてパソコンを触ったおもちゃ屋も消えていた。
特に寂しいとも思わないのだけれど。それよりも街自体に活気がなくて心配になった。

昼間は久しぶりにクルマを運転した。見知らぬ建物、初めて通る道。田舎に帰るたびに運転はするのだけれど、自分の田舎のハズなのに毎度毎度意外に思うことがいくつもある。
それでいて、変わっていないところは変わっていない。近所のクルマ屋の駐車場の片隅に放りっぱなしになっている軽自動車が、帰省して目にするたびに確実に朽ちていくようすなどはとてもシュールだ。

明日も別段予定はなく、のんびり伸びている予定。

食い物ばっかりのブログみたいなので（実際そうなんですが）、たまにはデジモノ。

デジタルビデオカメラを買ってみた。パナソニックのSDR-S200というヤツだ。

以前旅行に出かけたとき、ビデオカメラで動画を撮影してみたところ存外に楽しかったのだ。
そのときは、田舎の父親から借り受けたごくごく普通のミニDVテープを使うデジビデだった。撮影するという行為と、旅行後に残った動画を見ること自体はヒジョーに楽しかったのだが、動画をPCに取り込んで処理する手間にわりとうんざりしてしまったので、そのあたりを考えつつ、微妙に日和見を決め込んでいたのだった。
が、この夏の旅行の予定も決まったついでにこれも決めてしまったのだった。

……とか書くとイキオイだけで購入してしまったようだが、これでも実際結構悩んだのだ（と威張ることでもないですが）。
自転車に車載して撮影したいと思っていたりもするので、耐衝撃性が高いことがまず第1条件。そして、動画の編集やら何やらのために、PCとの融和性が高いことが第2条件。

ということで、駆動部分がほとんどなく、メディアにSDカードを採用したこれに白羽の矢がバビューンと立ったのだ。

手にした感じはちょっと大きめかなあと。3CCDのせいなのかどうか、わりとずんぐりしたサイズ。もう少し小さくできそうなものだが。
テキトーに撮ってみたところ、画質と使い勝手はそれなりに良好な気がする（といっても比較対象が以前使ったことのあるDVビデオしかないのだけれど）。
PCへの画像取り込みも楽チン。ただ付属する編集ツールは微妙な予感。それも含めて、本体自体もまだそんなに使い込んでいないので、もっとアレなレビューは追って報告したいと思ってみたりみなかったり。

Sさんの名古屋出張のお土産としていただいていた「ヨコイのスパゲッティ」を作ってみる。

自己流「ミラカン」（というメニューがヨコイにはあるのだそうです）。

おおあんかけ。2.2mm極太麺。そしてその味は絶妙。
ソースはもっとトマトっぽいを想像していたのだけれど、案外そうではなくスパイシーな感じ。極太麺はコシがしっかりしていてあんかけに非常にマッチする。そして麺の味もソースに負けていない。
これはタマランね。

今度は本場のものを現地で食べてみたいッ！　と、計画中のB級グルメ旅行で本場に行くかんね、思わずと固く決心してしまうのだった。

うかうかしてると6月も終わりですよ。
なんて思っているうちに6月終了。

さてどうしようか。

しかしそれにしても「うかうか」とはナニモノか。どういうところから来ている言葉なのか。「浮く」？
そういえばなんとなくたゆたう感じの語句ではあるかもしれない。しかしそれはあまりに短絡的か。うーん。うかうか。

と。
そんなわりとかなりどうでもいいことを思いながら日は暮れていく。

明日は唐突に熊本に行かねばならぬのだった。

ちょっぴりだけしんどかった山を越えて一息。
気がつけば6月ですよ。

そして耳に聞こえてきたのが、以前会社勤めをしていたときに属していた編集部が作っていた某雑誌が休刊する、というかリニューアルするというか、どうやら普通の書店には並ばない仕様になってしまうということだった。

30年近いその雑誌の歴史の中で、おれが編集に携わったのはわずか5年程度ではあるし、そこから離れてもう何年も経つのだけれど、それでも、やっぱり一抹の寂しさを感じる。

実質的にはまったく異なる媒体になるということだが、誌名は残すことになるらしいとも聞いた。
それってどうなのかなあ(;´ー`)、とビミョーな気持になりながら、それでも関係者の皆さんには「おつかれさまでした」と言いたいものだ。一息ついて、またいいモノを送り出してほしいな、と。

「“亀山パネル”採用」も「“ふくちホワイト六片”使用」もそれほど大差ない付加情報だよな、と思った昼飯どき。

某メイクアップアーティスト氏の新事務所へお邪魔したり（モブログ風味のヘボ写真はその際飲みながら撮影した）、久しぶりに自転車に乗ってわずか30kmほどでバテバテになったり（デジカメを持って行くの忘れた）。
そういう感じで連休はわりとゆるゆるとしていた。

そんなゆるゆるの中、唐突にうどんが食いたくなり東京麺通団へ。

讃岐うどんっていうのは、日本蕎麦に比べると、かなりダイナミックな食べ物なんじゃないか。もちろんその作りには細かい配慮がなされていて妥協はないのだろうけど、小うるさい作法なんかは問われない。本場讃岐の製麺所だと「裏からネギ取ってきて刻んでいれろや」的なこともあると耳にする。バッと出てきたものに醤油をぶっかけてガガッと食べる、そんなテキトーさにあふれる雰囲気というか。
ほら、お蕎麦だと「ツユにつけすぎるんじゃねえよべらぼうめ」とか「かけ？　邪道だ邪道コンチクショウ！」とか言うヒトがいるじゃないですか。そんなことがないのがステキだと思うのだ。

ここのうどんもそんな感じ。おいしさの中にあるテキトーさ。

テキトーにうどんを食べたあとテキトーにピヨ用の新PCを買う。
要らない機能（テレビ機能やらなにやら）を省いたモデルを店頭で吟味していたらなんとなくVAIOのtype F lightになってしまった。だって安いんだもの。
しかしピヨは新PCにそれほど興味を示さず、せっかくおれが基本設定を済ませたというのに手も触れやしない。連休だからゆるゆるなのだ。

連休のしょっぱなは結婚式。
そろそろおれの周りも落ち着いたりあきらめたりで呼ばれる頻度も減ってきた。トモダチが少ないのでそもそも低頻度だったのだけれどそれに拍車がかかる感じで。

そんななかピヨの弟くんが挙式。

うむ。正しい教会式＋披露宴だった。
例によって徹夜で原稿をアップしたあとだったので妙なテンションで式と宴をこなしていったん帰宅。

夜の部は笹塚会を飯田橋O嬢宅で。
この日は手作りギョーザ大会。

“手作り”なのだがおれとピヨが遅れて訪問したときにはすでに完成。あとは焼くばかりの状態だった。
そんなわけで、食べるだけの無責任参加者であった。

そんなワケでZERO3ちゃんの画像はたいしたことがない。所詮は133万画素。むやみに拡大してもモンヤリとした画像が展開されるのみ、と判断して今後はケータイなみの320×240ドットで撮影して拡大画像はナシの方向で。適度に使えばmoblogサーバを通してアップしなくてもmoblog風味が味わえるのでは、と思っている。

自前のmoblog設置は、利用しているレンタルサーバのメールサーバの融通があまりよろしくなく、メールをスクリプトへ転送する方法がうまく行かないのだった。代替手段が見つからず（ってたいして探していませんけど）今のところ断念。せざるを。を。を。

そんないま、近所のモスバーガーにてHOTSPOTを試用中。ZERO3購入者は5月いっぱい無料で使えるのだ。本契約するかは未定。
速度は快適。そもそもおれしか使っていない。
そして某誌原稿を執筆中。なにかと誘惑の多い自宅を離れて。

しかしファストフードで長時間粘るということに慣れていないおれは、すでにアイスコーヒー→アイスティー→アイスコーヒーと注文しているのだった。腹ががっぽがぽだ。
そして店員とよく目が合う、気がする。ああどうしよう。

げっほげっほとこのままじゃ内臓が飛び出るんじゃね？　的なイキオイで咳をしていたら、某誌の原稿を書き終わりそうなあたりでなんだかどうやら本格的におかしくなってきたわけです。
発熱。もへー。
と思っていたら、ピヨまでげっほげっほといいながら発熱。揃って季節外れの風邪ですよ。
せっかくの土曜日に仲良く病院へ。
「散り散りの桜でも見に行くか（そして飲むか）」と思っていた週末も、2人で寝込む始末に。なんてこった。